
検査可能な部位のご紹介(小児および成人)
① | 腹部系(肝・胆・膵・腎・脾・膀胱・前立腺等)の腹部全般スクリーニング |
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② | 消化管系(上部消化管である胃や十二指腸病変等の検索・小腸病変等や下部消化管等の病変検索) |
③ | 体表系(乳腺・甲状腺・耳下腺・顎下腺・頸部腫瘤・リンパ節腫大の鑑別・腹壁や鼠径ヘルニア等) |
④ | 急性腹症(急性腸炎・憩室炎・急性虫垂炎の鑑別・イレウス・癌や炎症による腹膜炎や婦人科疾患等) 腹膜反射や反跳痛等の理学的所見を取りながら、腹壁から触知する腫瘤や痛みの有無等も所見として考慮し、検査を行いますので穿孔例等も確実に網羅できます。 |
⑤ | 進行癌やターミナルの患者様の病状把握(原発巣の進行度判定・癌性腹膜炎/胸膜炎等の判定・腹膜播種の有無・転移性肝癌の進行度判定・閉塞性黄疸の有無・門脈腫瘍栓等の判定・リンパ節転移の有無・シュニッツラー転移やクルッケンベルグ腫瘍・ウィルヒョウ転移の検索およびイレウスの有無や胃内容物の貯留判定が可能です。) |
小児科領域
小児疾患の経験数も多数あり、尿路感染症を始めとして、高熱や上腹部痛、右下腹部痛の患者さんの場合などは、特に聴診器代わりにエコーで検査を施行し、虫垂炎の否定が出来れば、保存的加療等が可能な症例であり、患者紹介の必要性も無くなります。患者さんの診療に追われて、エコー検査もままならない先生方もご安心下さい。お任せ頂ければ、正確なエコー検査を致します。
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検査可能項目
- 肥厚性幽門狭窄症
- ヘノッホ・シェーンライン紫斑病等
による腹痛の原因検索- SMA症候群
- 腸重積症
- 細菌性やウィルス性急性腸炎
- 急性虫垂炎
- 大腸憩室炎
- メッケル憩室炎
- 先天性胆道拡張症
- 胆道閉鎖症
- ウィルムス腫瘍
- 神経芽腫
- 肝芽腫
- 尿路感染症等《AFBN等》
- 頸部リンパ節炎や頸部腫瘤等の精査
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小児癌の早期発見も可能です。
- 肝芽腫
- ウィルムス腫瘍
- 神経芽細胞腫
膀胱の尿管瘤からVURや尿膜管遺残症例もよく検出できる疾患です。小児には上記疾患を含めて先天的疾患が潜んでおり、その事を否定することも可能です。
依頼された場合の先生方のメリット

左側:尾田胃腸科内科・内科に設置してある画像閲覧システム
右側:超音波診断装置を用いて動画による異常所見の再確認作業中
膵臓もほぼ全長が観察できるような検査法で見逃しの少ない検査を行います。
半座位による膵臓全体の検査
右側臥位による体尾部の検査
① | 膵臓検査の場合でも飲水法は施行しません。 |
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② | 上記検査法に加え、左側臥位や半捻転位および左肋間走査を併用して早期癌の発見に努めています。 |
③ | 高齢者や整形外科病変がある患者様は臨機応変に対応して検査を行います。 |
エコーは専任の検査士に任せることで、患者様の待ち時間の短縮や先生方の診療時間に余裕が出来、患者サービスに繋がります。
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① 理学的所見を加味しながらエコーで炎症等を検索し、紹介の必要性の有無の指標となります。 ② 患者様の紹介病院までの苦痛や費用負担の軽減もでき、患者様第一の診療が出来るものと思われます。 -
高額なエコー機器を購入しなくても、最新のエコー機器を持参し検査を施行させて頂きますので、機器の設備投資費用が必要なくなります。また、故障した場合でも維持管理費が発生致しません。画像は静止画および動画で撮影が可能な機器を持参致します。但し、ご自分の病医院様でDICOMに接続され、電子カルテに反映する機器をお持ちの場合は、そちらの機器を使用させていただきます。レポートは病医院様専用にカスタマイズし、パソコンで作成した報告書を紙および電子媒体で病医院様に提出させて頂きます。画像は希望される場合はUSBで病院様のパソコンにコピーさせて頂きます。
エコー業務を依頼してのご感想
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当院では消化管症状で来院する方が多いのですが、腹部の肝臓・胆嚢・膵臓などに病気が隠れている方が稀におられ、腹部エコーの検査を増やすことが急務でした。坂口さんにお願い出来たおかげで、腹部エコーがスムースに検査出来るようになり、尾田自身も内視鏡や外来診察にさらに力を入れる事ができ非常に助かっています。また、患者さんからも評判が良く、「こんなに詳しく診てもらったのは初めて」と伺い嬉しく思っております。
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